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Excel~QUOTIENT関数で割り算の商の整数部分を求めよう~エクセル

エクセルで割り算の商の整数部分を求めるQUOTIENT関数について説明します。

  • QUOTIENT関数の書式はQUOTIENT(分子, 分母)になります。

別セルの数値を参照する

下の画像の例でセルC2に分子としてセルA2、分母としてセルB2を参照して商の整数部分を表示したい場合はセルC2に=QUOTIENT(A2,B2)と入力しEnterを押します。

分子はセルA2を参照しているのでA2になります。

分母はセルB2を参照しているのでB2になります。

つまりセルA2の数値10をセルB2の数値3で割ると結果は3.333・・・・となり、QUOTIENT関数は商の整数部分を求めるので、入力後Enterを押すとセルC2に3が表示されます。

セルC2からセルC6までオートフィルすればA列の分子の数値をB列の分母の数値で割った値の整数部分がC列に表示されます。

関数に直接数値を入力する

セルA1に分子10、分母3の商の整数部分を表示したい場合は下の画像のようにセルA1に=QUOTIENT(10,3)と入力しEnterを押します。

エラーが出る場合

下の画像の例のように分母が0や空白の場合はエラー値#DIV/0!が表示されます。

下の画像の例のように分母や分子が数値以外の場合はエラー値#VALUE!が表示されます。