Excel～ROUNDDOWN関数で数値を切り捨てよう～エクセル
エクセルで数値を切り捨てるROUNDDOWN関数について解説します。
- ROUNDDOWN関数の書式はROUNDDOWN(数値, 桁数)になります。
- 数値は切り捨てしたい数値を指定します。
- 桁数には切り捨てしたい桁数に対応した番号を指定します。
- 小数点第一位を切り捨てる場合は0
- 小数点第二位を切り捨てる場合は1
- 小数点第三位を切り捨てる場合は2
- 一の位を切り捨てる場合は-1
- 十の位を切り捨てる場合は-2
- 百の位を切り捨てる場合は-3
少数点第1位を切り捨て
下の画像の例でセルB2にセルA2の数値の小数点第2位を切り捨てて表示したい場合はセルB2に=ROUNDDOWN(A2,0)と入力しEnterを押します。
セルA2の数値は10.49なので少数点第1位が切り捨てられセルB2に10が表示されます。
少数点第2位を切り捨て
下の画像の例でセルB2にセルA2の数値の小数点第2位を切り捨てて表示したい場合はセルB2に=ROUNDDOWN(A2,1)と入力しEnterを押します。
セルA2の数値は10.49なので少数点第2位が切り捨てられセルB2に10.4が表示されます。
同じように少数点第3,4,5・・・位を切り捨てたい時は桁数は2,3,4・・・に対応しています。
1の位を切り捨て
下の画像の例でセルB2にセルA2の数値の1の位を切り捨てて表示したい場合はセルB2に=ROUNDDOWN(A2,-1)と入力しEnterを押します。
セルA2の数値は14.55なので1の位が切り捨てられセルB2に10が表示されます。
同じように10,100,1000の位を切り捨てたい時は桁数は-2,-3,-4・・・に対応しています。
数値がマイナスの場合
ROUNDDOWN関数は負の数で使用するときも指定した桁数の数字を切り捨てるので、数値は大きくなります。
下の画像の例でROUNDDOWN関数でセルB2にセルA2の数値-10.49の小数点第一位を切り捨てて表示するために=ROUNDDOWN(A2,0)と入力しEnterを押すと-10が表示されます。
オートフィル
下の画像の例でA列の数値の少数点第1位を切り捨てした値をB列に表示したい場合はオートフィルを使えば素早く表示できます。
まずセルB2に=ROUNDUP(A2,0)と入力しEnterを押すとセルB2にセルA2の数値を切り捨てした数値が表示されます。
次にセルB2を選択し右下にマウスカーソルを移動するとカーソルが黒十字(矢印なし)になるので、その状態でクリックしたままセルB6までカーソルを動かすとセルB2からB6にA列の数値を切り捨てした数値が表示されます。
関数に直接数値を入力する
セルA1に10.5の少数点第一位を切り捨ててて表示したい場合は下の画像のようにセルA1に=ROUNDDOWN(10.5,0)と入力しEnterを押します。
