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Excel~COUNTBLANK関数で範囲内の空白セルをカウントしよう~エクセル

エクセルで範囲内の空白セルの個数を数えるCOUNTBLANK関数について説明します。

  • COUNTBLANK関数の書式はCOUNTBLANK(範囲)になります。
  • 範囲にはセルやセル範囲を指定します。

下の画像の例でセルC2に範囲A2からA6において空白のセルの数を表示したい場合はセルC2に=COUNTBLANK(A2:A6)と入力しEnterを押します。

範囲はセルA2からセルA6の範囲内でカウントしたいのでA2:A6になります。

つまりセルC2に=COUNTBLANK(A2:A6)と入力しEnterを押すとセルA2からセルA6の範囲で空白なのはセルA3の1個のセルなので1が表示されます。

スペースはカウントされない

COUNTBLANK関数はスペースを空白としてカウントしません。

下の画像の例でセルC2に=COUNTBLANK(A2)と入力しEnterを押すとセルA2にはスペースが入力されていて空白としてカウントされないので0が表示されます。

空白文字列""はカウントされる

COUNTBLANK関数は空白文字列""を空白としてカウントします。

下の画像の例でセルC2に=COUNTBLANK(A2)と入力しEnterを押すとセルA2には空白文字列として=""と入力されていて空白のセルとして1が表示されます。

数式が入っていても空白ならカウントされる

COUNTBLANK関数は数式が入っていても表示が空白なら空白としてカウントされます。

下の画像の例でセルC2に=COUNTBLANK(A2)と入力しEnterを押すとセルA2には数式=CONCATENATE(A3,B3)が入力されていますが表示は空白なので空白として1が表示されます。

非連続セルでカウントしたい場合

COUNTBLANK関数の範囲は非連続セルに対応していないので非連続セルでカウントしたい場合は範囲ごとのCOUNTBLANK関数を足し算します。

下の画像の例でセルE2に範囲A2からA6と範囲C2からC6において空白セルの数を表示したい場合はセルE2に=COUNTBLANK(A2:A6)+COUNTBLANK(C2:C6)と入力しEnterを押します。

セルA2からセルA6の範囲の空白セルは1つなのでCOUNTBLANK(A2:A6)は1になります。

セルC2からセルC6の範囲の空白セルは1つなのでCOUNTBLANK(C2:C6)は1になります。

つまりセルE2に=COUNTBLANK(A2:A6)+COUNTBLANK(C2:C6)と入力しEnterを押すとセルA2からセルA6の範囲とセルC2からセルC6の範囲で空白セルの合計2が表示されます。

オートフィル

下の画像の例でE列に各行のA列からD列の範囲で空白セルの数を表示したい場合はオートフィルを使えば素早く表示できます。

まずセルE2に=COUNTBLANK(A2:D2)と入力しEnterを押すとセルE2にセルA2からセルD2の範囲の空白セルの数1が表示されます。

次にセルE2を選択し右下にマウスカーソルを移動するとカーソルが黒十字(矢印なし)になるので、その状態でクリックしたままセルE6までカーソルを動かすとセルE2からE6に各行のA列からD列の範囲で空白セルの数が表示されます。