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Excel~AVERAGE関数で指定した値をを平均しよう~エクセル

エクセルで指定した値を平均するAVERAGE関数について説明します。

  • AVERAGE関数の書式はAVERAGE(数値1, [数値2], ...)になります。
  • 数値1にはセルやセル範囲を指定します。
  • [数値2]以降は、数値1以外にも平均したい範囲がある時に指定します。

下の画像の例でセルC2にセルA2からセルA4の範囲のデータの平均を表示したい場合はセルC2に=AVERAGE(A2:A4)と入力しEnterを押します。

数値1はセルA2からセルA4の範囲のデータを平均したいのでA2:A4になります。

つまりセルC2にAVERAGE(A2:A4)と入力しEnterを押すとセルA2からセルA4のデータは1,2,3なので平均の2が表示されます。

0は平均の個数に含まれる

AVERAGE関数は0を計算に含めます。

下の画像の例でセルC2にセルA2からセルA4の0を含む範囲のデータの平均を表示したい場合はセルC2に=AVERAGE(A2:A4)と入力しEnterを押します。

数値1はセルA2からセルA4の範囲のデータを平均したいのでA2:A4になります。

つまりセルC2に=AVERAGE(A2:A4)と入力しEnterを押すとセルA2からセルA4のデータは1,0,3でAVERAGE関数は0を計算に含めるので(1+0+3)÷3の計算結果の1.333333が表示されます。

0を計算から除外したい場合はAVERAGEIF関数を使います。セルC2に=AVERAGEIF(A2:A4,"<>0")と入力しEnterを押せば、平均の計算から0が除外され、(1+3)÷2の計算結果の2が表示されます。

空白は平均の個数に含まれない

AVERAGE関数は空白を計算に含めません。

下の画像の例でセルC2にセルA2からセルA4の空白を含む範囲のデータの平均を表示したい場合はセルC2に=AVERAGE(A2:A4)と入力しEnterを押します。

数値1はセルA2からセルA4の範囲のデータを平均したいのでA2:A4になります。

つまりセルC2に=AVERAGE(A2:A4)と入力しEnterを押すとセルA2からセルA4のデータは1,空白,3でAVERAGE関数は空白を計算に含めないので(1+3)÷2の計算結果の2が表示されます。

文字列は平均の個数に含まれない

AVERAGE関数は文字列を計算に含めません。

下の画像の例でセルC2にセルA2からセルA4の文字列を含む範囲のデータの平均を表示したい場合はセルC2に=AVERAGE(A2:A4)と入力しEnterを押します。

数値1はセルA2からセルA4の範囲のデータを平均したいのでA2:A4になります。

つまりセルC2に=AVERAGE(A2:A4)と入力しEnterを押すとセルA2からセルA4のデータは1,a,3でAVERAGE関数は文字列を計算に含めないので(1+3)÷2の計算結果の2が表示されます。

時間の平均

下の画像の例でセルD3にAさんからEさんのマラソンタイムの平均を表示したい場合はセルD3に=AVERAGE(B3:B7)と入力しEnterを押します。

数値1はセルB3からセルB7の範囲のデータを平均したいのでB3:B7になります。

つまりセルD3に=AVERAGE(B3:B7)と入力しEnterを押すとセルB3からセルB7のタイムの平均が表示されます。

非連続セルの場合

下の画像の例でセルE2に範囲A2からA4と範囲C2からC4のデータの平均を表示したい場合はセルE2に=AVERAGE(A2:A4,C2:C4)と入力しEnterを押します。

数値1はセルA2からセルA4の範囲を指定するのでA2:A4になります。

[数値2]はセルC2からセルC4の範囲を指定するのでC2:C4になります。

つまりセルE2に=AVERAGE(A2:A4,C2:C4)と入力しEnterを押すとセルA2からセルA4の範囲とセルC2からセルC4の範囲のデータの平均が表示されます。

オートフィル

下の画像の例でE列に各行のA列からD列の範囲のデータの平均を表示したい場合はオートフィルを使えば素早く表示できます。

まずセルE2に=AVERAGE(A2:D2)と入力しEnterを押すとセルE2にセルA2からセルD2の範囲のデータの平均2.5が表示されます。

次にセルE2を選択し右下にマウスカーソルを移動するとカーソルが黒十字(矢印なし)になるので、その状態でクリックしたままセルE6までカーソルを動かすとセルE2からE6に各行のA列からD列の範囲のデータの平均が表示されます。