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Excel~MODE.MULT関数で範囲内の最も頻繁に出現する値を表示しよう~エクセル

エクセルで指定した範囲内におい最も頻繁に出現する値を求めるMODE.MULT関数について説明します。

  • MODE.MULT関数の書式はMODE.MULT(数値 1,[数値 2],...)になります。
  • 数値 1は最頻値を求めたいデータが入力された範囲を指定します。
  • [数値 2]は範囲が連続でない場合などに使います。
  • MODE.MULT関数は最頻値が複数ある場合は全ての最頻値が返されます。

下の画像の例でセルA2からセルA11の範囲のデータにおいて、最も頻繁に出現する値を全てセルC2からセルC4の範囲に表示したい場合は、まずセルC2からセルC4の範囲を選択します。

次にF2を押すと入力カーソルが表示されるので、=MODE.MULT(A2:A11)と入力しCtrl+Shift+Enterを押すと{}付きの配列関数が範囲の全てのセルに入力され最も頻繁に出現する値が全て表示されます。

注意
  • 最頻値の数が範囲のセルの数より少ない場合は、余ったセルにエラー値#N/Aが表示されます。
  • 最頻値の数が範囲のセルの数より多い場合は、最初に出現する最頻値から表示され範囲に収まらない最頻値は表示されません。

非連続セルの場合

下の画像の例でセルE2からセルE4の範囲にセルA2からセルA6の範囲とセルC2からセルD6の範囲のデータの最頻値を表示したい場合はセルE2からセルE4の範囲を選択しF2キーを押すと入力カーソルが表示されるので=MODE.MULT(A2:A6,C2:C6)と入力しCtrl+Shift+Enterを押すと表示されます。

数値 1はセルA2からセルA6の範囲を指定するのでA2:A6になります。

[数値 2]はセルC2からセルD6の範囲を指定するのでC2:D6になります。