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Excel~MEDIAN関数で指定した数値の中央値を表示しよう~エクセル

エクセルで中央値を求めるMEDIAN関数について説明します。

  • MEDIAN関数の書式はMEDIAN(数値 1, [数値 2], ...)になります。
  • 数値 1に中央値を求めたい数値の範囲を指定します。
  • [数値 2]は範囲が連続でない場合などに使います。

下の画像の例でセルD2にAさんからEさんのポイント数から中央値を表示したい場合はセルD2に=MEDIAN(B2:B6)と入力しEnterを押します。

数値 1はポイントの項目のセルB2からセルB6の範囲を指定するのでB2:B6になります。

つまりセルD2に=MEDIAN(B2:B6)と入力しEnterを押すと、AさんからEさんのポイントの中央値は1200なので1200が表示されます。

非連続セルの場合

下の画像の例でセルE2に範囲A2からA6と範囲C2からC6において中央値を表示したい場合はセルE2に=MEDIAN(A2:A6,C2:C6)と入力しEnterを押します。

数値 1はセルA2からセルA6の範囲を指定するのでA2:A6になります。

数値 2はセルC2からセルC6の範囲を指定するのでC2:C6になります。

つまりセルE2に=MEDIAN(A2:A6,C2:C6)と入力しEnterを押すと範囲A2からA6と範囲C2からC6で中央値は5.5なので5.5が表示されます。

オートフィル

下の画像の例でF列に各行のA列からE列の範囲の中央値を表示したい場合はオートフィルを使えば素早く表示できます。

まずセルF2に=MEDIAN(A2:D2)と入力しEnterを押すとセルA2からセルE2の範囲の中央値は3なので3 が表示されます。

次にセルF2を選択し右下にマウスカーソルを移動するとカーソルが黒十字(矢印なし)になるので、その状態でクリックしたままセルF6までカーソルを動かすとセルF2からF6に各行のA列からE列の範囲の中央値が表示されます。