Excel~IFERROR関数でエラーになった場合の表示を指定しよう~エクセル
エクセルで数式がエラー値を返す場合に指定した値を返すIFERROR関数について説明します。
- IFERROR関数の書式はIFERROR(値, エラーの場合の値)になります。
- 値には計算式を入力します。
- エラーの場合の値には値の結果がエラー値になる時にエラー値の代わりに表示したい値を入力します。
下の画像の例でセルE2にVLOOKUP関数でポイント数の表からGさんのポイントを抽出して表示したい場合にGさんは表に存在しないためエラー値#N/Aが表示されます。エラー値の代わりに"不参加"と表示したい場合はセルE2に=IFERROR(VLOOKUP(D2,$A$11:$B$17,2,FALSE),"不参加")と入力しEnterを押します。
値にはVLOOKUP(D2,$A$11:$B$17,2,FALSE)と入力されていて、エラーにならない場合はVLOOKUP関数の結果が表示されます。
エラーの場合の値には値の結果がエラーの時は"不参加"と表示したいので"不参加"になります。文字列の場合は"(ダブルクォーテーション)で囲んでください。
つまりセルE2に=IFERROR(VLOOKUP(D2,$A$11:$B$17,2,FALSE),"不参加")と入力しEnterを押すとGさんはポイントの表に存在しないため"不参加"と表示されます。
セルE2からセルE3までオートフィルするとセルE3はAさんのポイントを抽出するので、Aさんはポイントの表に存在するため、VLOOKUP関数はエラーにならず通常のVLOOKUP関数の結果が表示されます。