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Excel~DELTA関数で2つの値の正誤を判定しよう~エクセル

エクセルで2つの値が同じかどうか判定するDELTA関数について説明します。

  • DELTA関数の書式はDELTA(数値 1, [数値 2])になります。
  • 数値 1には1つ目の数値を指定します。
  • [数値 2]に2つめの数値を指定しています。
  • 数値 1と[数値 2]が同じ場合は1が表示され、違う場合は0が表示されます。

下の画像の例でセルC2にセルA2の数値1とセルB2の数値2が同じであるかどうかの判定を表示したい場合はセルC2に=DELTA(A2,B2)と入力しEnterを押します。

数値1はセルA2の数値を指定するのでA2になります。

[数値 2]はセルB2の数値を指定するのでB2になります。

つまりセルC2に=DELTA(A2,B2)と入力しEnterを押すとセルA2,B2の数値はどちらも2で同じなので1が表示されます。

セルC2からセルC6までオートフィルすると各行のA列の数値とB列の数値が同じ場合はC列に1が表示され、異なる場合は0が表示されます。

IF関数との組み合わせ

DELTA関数はIF関数と組み合わせて使えばDELTA関数が0の時と1の時の表示を指定できます。

下の画像の例でセルC2にセルA2とセルB2の数値が同じであれば"等しい"と表示し、同じでなければ"等しくない"と表示したい場合はセルC2に=IF(DELTA(A2,B2),"等しい","等しくない")と入力しEnterを押します。

IF関数の書式はIF(論理式,[値が真の場合],[値が偽の場合])になります。

IF関数の論理式にDELTA(A2,B2)を指定すればセルA2の値とセルB2の値が同じであれば1を返し、IF関数は0以外の数値をTRUEとみなすので、この場合はIF関数の[値が真の場合]が表示されます。セルA2の値とセルB2の値が異なる場合は0を返し、IF関数は0をFALSEとみなすので、この場合はIF関数の[値が偽の場合]が表示されます。

IF関数の[値が真の場合]にはDELTA関数が1を返す場合に"等しい"と表示したいので"等しい"になります。

IF関数の[値が偽の場合]にはDELTA関数が0を返す場合に"等しくない"と表示したいので"等しくない"になります。

つまりセルC2に=IF(DELTA(A2,B2),"等しい","等しくない")と入力しEnterを押すとセルA2の値とセルB2の値は両方2なので"等しい"が表示されます。

セルC2からセルC6までオートフィルすると各行のA列の数値とB列の数値が同じ場合はC列に"等しい"が表示され、異なる場合は"等しくない"が表示されます。