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VBA~ワークシートの見出しの色を変更しよう~Excel

ワークシートの見出しの色を変更するときはWorksheetオブジェクトのTab.ColorIndexプロパティを使います。Worksheetオブジェクトの取得方法は複数あるのでシート名、インデックス番号、オブジェクト名から取得し、そのシートの見出しの色を変更する方法をそれぞれ解説します。

シート名から取得して変更

シート名からWorksheetオブジェクトを取得するときはWorksheets("シート名")またはSheets("シート名")で指定できます。シートの見出しの色を変更したい時はWorksheets("シート名").Tab.ColorIndex = カラーパレットのインデックス値 で色が変更されます。下のコードを実行するとSheet1の見出しが赤に、Sheet2の見出しが黄緑に変更されます。

Sub test1()
Worksheets("Sheet1").Tab.ColorIndex = 3
Worksheets("Sheet2").Tab.ColorIndex = 4
End Sub

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インデックス番号から取得して変更

インデックス番号からWorksheetオブジェクトを取得するときはWorksheets(インデックス番号)またはSheets(インデックス番号)で取得できます。インデックス番号は左のシートから1,2,3・・・となっています。シートの見出しの色を変更したい時はWorksheets(インデックス番号).Tab.ColorIndex = カラーパレットのインデックス値 で色が変更されます。下のコードを実行するとSheet1の見出しが赤に、Sheet2の見出しが黄緑に変更されます。

Sub test2()
Worksheets(1).Tab.ColorIndex = 3
Worksheets(2).Tab.ColorIndex = 4
End Sub

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オブジェクト名から取得して変更

オブジェクト名からWorksheetオブジェクトを取得するときはプロジェクトエクストプローラーのMicrosoftExcelObjectsフォルダ内にSheet1(Sheet1)のように表示されているものの()の中がエクセルの本画面で表示されているシート名で、()の外がオブジェクト名になります。オブジェクト名を変更したい場合はプロパティウィンドウの(オブジェクト名)から変更できます。オブジェクト名だけで指定できるのでシンプルなコードになりますね。Sheet1のオブジェクト名をデフォルトのSheet1としSheet2とSheet3のオブジェクト名をそれぞれシート2、aに変更します。

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シートの見出しの色を変更したい時はオブジェクト名.Tab.ColorIndex = カラーパレットのインデックス値 で色が変更されます。下のコードを実行するとSheet1の見出しが赤に、Sheet2の見出しが黄緑に、Sheet3の見出しが青に変更されます。

Sub test3()
Sheet1.Tab.ColorIndex = 3
シート2.Tab.ColorIndex = 4
a.Tab.ColorIndex = 6
End Sub

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