Excel～ISLOGICAL関数で論理値判定をしよう～エクセル

エクセルで対象が論理値であるか判定するISLOGICAL関数について説明します。

下の画像の例でセルB2にセルA2が論理値であるかの判定を表示したい場合はセルB2に=ISLOGICAL(A2)と入力してEnterを押します。

テストの対象はセルA2が論理値であるか判定したいのでA2になります。

つまりセルB2に=ISLOGICAL(A2)と入力しEnterを押すと、セルA2は論理値なのでTRUEが表示されます。

セルB2からセルB5までオートフィルすると各行のA列が論理値ならばB列にTRUEが表示され、論理値でなければB列にFALSEが表示されます。

IF関数との組み合わせ

ISLOGICAL関数はIF関数と組み合わせて使えばISLOGICAL関数がTRUEの時とFALSEの時の表示を指定できます。

下の画像の例でセルB2にセルA2に論理値が入力されている場合は"論理値"と表示し、論理値が入力されていない場合は"非論理値"と表示したい場合はセルB2に=ISLOGICAL(A2)と入力してEnterを押します。

IF関数の書式はIF(論理式,[値が真の場合],[値が偽の場合])になります。

IF関数の論理式にISLOGICAL(A2)を指定すればセルA2が論理値ならばTRUEを返し、この場合はIF関数の[値が真の場合]が表示されます。セルA2が論理値でなければFALSEを返し、この場合はIF関数の[値が偽の場合]が表示されます。

IF関数の[値が真の場合]にはISLOGICAL関数がTRUEを返す場合に"論理値"と表示したいので"論理値"になります。

IF関数の[値が偽の場合]にはISLOGICAL関数がFALSEを返す場合に"非論理値"と表示したいので"非論理値"になります。

つまりセルB2に=IF(ISLOGICAL(A2),"論理値","非論理値")と入力しEnterを押すと、セルA2は論理値なので"論理値"と表示されます。

セルB2からセルB6までオートフィルすると各行のA列が論理値ならばB列に"論理値"と表示され、A列が論理値でなければB列に"非論理値"と表示されます。

条件付き書式

条件付き書式でISLOGICAL関数を使えば論理値のセルを目立たせることができます。

下の画像の例でデータの項目の論理値が入力さてているセルを赤く塗りつぶす方法を解説します。

まずセルA2を選択します。

次にセルA2からセルA5まで範囲を広げます。

次にホームタブの[スタイル]グループの条件付き書式をクリックします。

新しいルールをクリックします

新しい書式ルールダイアログボックスが表示されます。

数式を使用して、書式設定するセルを決定を選択します。

[次の数式を満たす場合に値を書式設定]欄に=ISLOGICAL(A2)と入力します。

書式ボタンを押します。

塗りつぶしタブをクリックします。

色を選んでOKを押します。

OKを押すと論理値が入力されたセルが赤で塗りつぶされます。