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VBA~グラフの凡例を移動しよう~Excel

VBAでグラフの凡例の位置を設定する方法を解説します。

Topプロパティは凡例の上辺の位置を設定します。

Leftプロパティは凡例の左辺の位置を設定します。

既にグラフがある場合

下の画像において下のコードを実行すると"週間売上個数"というタイトルが設定されます。

image-01

Sub test1()

With ActiveSheet.ChartObjects(1).Chart.Legend

.Top = 135
.Left = 0

End With

End Sub

image-02

グラフのインデックス番号はグラフの作成順に割り振られます。今回はグラフが1つしかないのでグラフのインデックス番号は1となりChartObjects(1)となります。

グラフ作成時に凡例の位置を設定する

image-03

下のコードを実行するとグラフ作成時に例の位置も設定されます。

Sub test2()

With ActiveSheet.Shapes.AddChart.Chart

.ChartType = xlColumnClustered
.SetSourceData Range(Range("A3"), Range("D10"))

.Legend.Top = 0
.Legend.Left = 300

End With

End Sub

コードの説明

WithからEnd Withまでがグラフの作成、設定です。

ActiveSheet.Shapes.AddChart.Chart

グラフを書くためのキャンバスを作成しています。

image-04

.ChartType = xlColumnClustered

グラフの種類を設定しています。xlColumnClusteredは棒グラフの集合縦棒になります。

image-05

.SetSourceData Range(Range("A3"), Range("D10"))

グラフのデータ範囲を設定しています。

.Legend.Top = 0

凡例の上辺を0の位置に設定しています。

image-06

.Legend.Left = 300

上のコードのTopがLeftになっただけです。凡例の左辺を300の位置に設定しています。

image-07