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VBA~棒グラフの棒の太さを変更しよう~Excel

VBAで棒グラフの棒の太さを変更する方法を解説します。

棒グラフの棒の太さを設定したい場合はChartオブジェクトのChartGroup.Gapwidthプロパティで系列の要素の間隔を設定します。0%から500%で設定でき、数値が小さいほど太くなります。

既にグラフがある場合

下の画像において下のコードを実行すると系列の要素の間隔が80%になり、棒の太さが調整されます。

image-01

Sub test1()

ActiveSheet.ChartObjects(1).Chart.ChartGroups(1).GapWidth = 80

End Sub

image-02

グラフのインデックス番号はグラフの作成順に割り振られます。今回はグラフが1つしかないのでグラフのインデックス番号は1となりChartObjects(1)となります。

グラフ作成時に棒グラフの棒の太さを変更

image-03

下のコードを実行するとグラフ作成時に棒グラフの棒の太さを変更されます。

Sub test2()

With ActiveSheet.Shapes.AddChart.Chart

.ChartType = xlColumnClustered
.SetSourceData Range(Range("A3"), Range("D10"))

.ChartGroups(1).GapWidth = 80

End With

End Sub

コードの説明

WithからEnd Withまでがグラフの作成、設定です。

ActiveSheet.Shapes.AddChart.Chart

グラフを書くためのキャンバスを作成しています。

image-04

.ChartType = xlColumnClustered

グラフの種類を設定しています。xlColumnClusteredは棒グラフの集合縦棒になります。

image-05

.SetSourceData Range(Range("A3"), Range("D10"))

グラフのデータ範囲を設定しています。

.ChartGroups(1).GapWidth = 80

要素の間隔が80%に設定され、棒グラフの棒が太くなります。

image-06