VBA~プロットエリアに背景色をつけよう~Excel
VBAでグラフのプロットエリアに背景色をつける方法を解説します。
プロットエリアに背景色をつけたい場合はChartAreaオブジェクトのInterior.Colorプロパティで設定します。
既にグラフがある場合
下の画像において下のコードを実行するとプロットエリアの背景色が水色に設定されます。
Sub test1() ActiveSheet.ChartObjects(1).Chart.PlotArea.Interior.Color = RGB(222, 235, 247) End Sub
グラフのインデックス番号はグラフの作成順に割り振られます。今回はグラフが1つしかないのでグラフのインデックス番号は1となりChartObjects(1)となります。
グラフ作成時にプロットエリアの背景色も設定
下のコードを実行するとグラフ作成時にプロットエリアの背景色も設定されます。
Sub test2() With ActiveSheet.Shapes.AddChart.Chart .ChartType = xlColumnClustered .SetSourceData Range(Range("A3"), Range("D10")) .PlotArea.Interior.Color = RGB(222, 235, 247) End With End Sub
コードの説明
WithからEnd Withまでがグラフの作成、設定です。
ActiveSheet.Shapes.AddChart.Chart
グラフを書くためのキャンバスを作成しています。
.ChartType = xlColumnClustered
グラフの種類を設定しています。xlColumnClusteredは棒グラフの集合縦棒になります。
.SetSourceData Range(Range("A3"), Range("D10"))
グラフのデータ範囲を設定しています。
.PlotArea.Interior.Color = RGB(222, 235, 247)
プロットエリアの背景色を水色に設定しています。