VBA~グラフエリアに影の効果をつけよう~Excel
VBAでグラフエリアに影の効果をつける方法を解説します。
グラフエリアに影をつけたい場合、ChartAreaオブジェクトのShadowFormat.Typeプロパティで設定できます。
既にグラフがある場合
下の画像において下のコードを実行するとグラフエリアの影が設定されます。
番号は1から43まであり、それぞれ異なる影の種類に対応しています。
Sub test1() With ActiveSheet.ChartObjects(1).Chart.ChartArea.Format.Shadow .Type = 25 End With End Sub
グラフのインデックス番号はグラフの作成順に割り振られます。今回はグラフが1つしかないのでグラフのインデックス番号は1となりChartObjects(1)となります。
グラフ作成時にグラフエリアに影をつける
下のコードを実行するとグラフ作成時にタイトルも設定されます。
Sub test2() With ActiveSheet.Shapes.AddChart.Chart .ChartType = xlColumnClustered .SetSourceData Range(Range("A3"), Range("D10")) .ChartArea.Format.Shadow.Type = 25 End With End Sub
コードの説明
WithからEnd Withまでがグラフの作成、設定です。
ActiveSheet.Shapes.AddChart.Chart
グラフを書くためのキャンバスを作成しています。
.ChartType = xlColumnClustered
グラフの種類を設定しています。xlColumnClusteredは棒グラフの集合縦棒になります。
.SetSourceData Range(Range("A3"), Range("D10"))
グラフのデータ範囲を設定しています。
.ChartArea.Format.Shadow.Type = 25
グラフエリアに25番の影を設定しています。