VBA～セルの罫線の種類、太さ、色を設定しよう～Excel

VBAでセルの罫線の種類、太さ、色を設定したい時はRange.Bordersプロパティで設定できます。

罫線の種類を設定したい時はBorder.LineStyleプロパティで設定できます。下のコードを実行するとセルB2に実線の罫線が設定されます。

Sub test1()

Range("B2").Borders.LineStyle = xlContinuous

End Sub

線の種類は以下の通りになります。

罫線の太さを設定したい時はBorders.Weightプロパティで設定できます。下のコードを実行するとセルB2に太さが中の罫線が設定されます。

Sub test2()

Range("B2").Borders.Weight = xlMedium

End Sub

線の太さの種類は以下の通りになります。

罫線の色を設定したい時はBorder.Colorプロパティで設定できます。下のコードを実行するとセルB2に赤のの罫線が設定されます。

Sub test3()

Range("B2").Borders.Color = RGB(255, 0, 0)

End Sub

罫線を引く箇所を指定したい時はBordersオブジェクトの定数で指定します。書き方はBorders(定数)になります。定数を設定しない場合は上下左右、範囲内の水平、垂直の罫線が設定されます。下のコードを実行するとセルB2の下側に罫線が設定されます。

Sub test4()

Range("B2").Borders(xlEdgeBottom).LineStyle = xlContinuous

End Sub

罫線を引く箇所の一覧は以下の通りになります。

罫線の種類、太さ、色を組み合わせて自由に罫線を設定しましょう。罫線の種類と太さの組み合わせは限定されているので、設定できない組み合わせもあります。下のコードを実行するとニ点鎖線で太さ中の赤色の罫線が設定されます。

Sub test5()

With Range("B2").Borders

.LineStyle = xlDashDotDot
.Weight = xlMedium
.Color = RGB(255, 0, 0)

End With

End Sub

範囲を指定したい時はRange("範囲の左上のセル:範囲の右下のセル")で指定できます。下のコードを実行するとセルB2からセルD4に罫線が設定されます。

Sub test6()

Range("B2:D4").Borders.LineStyle = xlContinuous

End Sub

シートを指定するときはWorksheets("シート名")で指定できます。下のコードを実行するとSheet2のセルB2に罫線が設定されます。

Sub test7()

Worksheets("Sheet2").Range("B2").Borders.LineStyle = xlContinuous

End Sub

ブックを指定するときはWorkbooks("ブック名")で指定できます。Book1.xlsxというブックが開いた状態で下のコードを実行するとBook1.xlsxのSheet1のセルB2に罫線が設定されます。

Sub test8()

Workbooks("Book1.xlsx").Worksheets("Sheet1").Range("B2").Borders.LineStyle = xlContinuous

End Sub