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VBA~数値に通貨記号をつけよう~Excel

VBAでセルに表示形式を設定したい時はRange.NumberFormatLocalプロパティで設定できます。通貨記号を設定したい場合は"\#,##0"のような書式の記号を設定します。

下のコードを実行するとセルA1の数値に\マークが付きます。

Sub test1()

Range("A1").NumberFormatLocal = "\#,##0"

End Sub

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ドル

下のコードを実行するとセルA1の数値に$マークが付きます。

Sub test2()

Range("A1").NumberFormatLocal = "$#,##0"

End Sub

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範囲に通貨記号を設定する

範囲を指定したい時はRange("範囲の左上のセル:範囲の右下のセル")で指定できます。

下のコードを実行するとセルA1からセルC3の数値に\マークがつきます。

Sub test3()

Range("A1:C3").NumberFormatLocal = "\#,##0"

End Sub

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指定したシートのセルに通貨記号を設定する

シートを指定するときはWorksheets("シート名")で指定できます。

下のコードを実行するとSheet2のセルA1の数値に\マークが付きます。

Sub test4()

Worksheets("Sheet2").Range("A1").NumberFormatLocal = "\#,##0"

End Sub

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ブックを指定して通貨記号を設定

ブックを指定するときはWorkbooks("ブック名")で指定できます。

Book1.xlsxというブックが開いた状態で下のコードを実行するとBook1.xlsxのSheet1のセルA1の数値に\マークが付きます。

Sub test5()

Workbooks("Book1.xlsx").Worksheets("Sheet1").Range("A1").NumberFormatLocal = "\#,##0"

End Sub