VBA~ドーナツグラフの穴のサイズを変更しよう~Excel
VBAでドーナツグラフの穴のサイズを変更する方法を解説します。
ドーナツグラフの穴のサイズを変更したい場合はChartオブジェクトのChartGroup.DoughnutHoleSizeプロパティで設定します。
既にグラフがある場合
下の画像において下のコードを実行するとドーナツグラフの穴ののサイズが50%に設定されます。
Sub test1() ActiveSheet.ChartObjects(1).Chart.ChartGroups(1).DoughnutHoleSize = 50 End Sub
グラフのインデックス番号はグラフの作成順に割り振られます。今回はグラフが1つしかないのでグラフのインデックス番号は1となりChartObjects(1)となります。
グラフ作成時にドーナツグラフの穴のサイズを調整
下のコードを実行するとグラフ作成時にドーナツグラフの穴のサイズも調整されます。
Sub test2() With ActiveSheet.Shapes.AddChart.Chart .ChartType = xlDoughnut .SetSourceData Range(Range("A4"), Range("B8")) .SetElement (msoElementDataLabelShow) .ChartGroups(1).DoughnutHoleSize = 75 End With End Sub
コードの説明
WithからEnd Withまでがグラフの作成、設定です。
ActiveSheet.Shapes.AddChart.Chart
グラフエリアを追加しています。
.ChartType = xlDoughnut
グラフの種類を設定しています。xlDoughnutはドーナツグラフになります。
.SetSourceData Range(Range("A4"), Range("B8"))
グラフのデータ範囲を設定しています。
.SetElement (msoElementDataLabelShow)
データラベルを設定しています。
.ChartGroups(1).DoughnutHoleSize = 75
ドーナツグラフの穴のサイズを50%に調整しています。