VBA~凡例に枠線をつけよう~Excel
VBAでグラフの凡例に枠線をつける方法を解説します。
凡例に枠線を設定したい場合はLegendオブジェクトのLineFormat.ForeColorプロパティで設定します。
既にグラフがある場合
下の画像において下のコードを実行すると凡例の枠線の色が赤になります。
Sub test1() ActiveSheet.ChartObjects(1).Chart.Legend.Format.Line.ForeColor.RGB = RGB(255, 0, 0) End Sub
グラフのインデックス番号はグラフの作成順に割り振られます。今回はグラフが1つしかないのでグラフのインデックス番号は1となりChartObjects(1)となります。
グラフ作成時に凡例に枠線を設定
下のコードを実行するとグラフ作成時にタイトルも設定されます。
Sub test2() With ActiveSheet.Shapes.AddChart.Chart .ChartType = xlColumnClustered .SetSourceData Range(Range("A3"), Range("D10")) .Legend.Format.Line.ForeColor.RGB = RGB(255, 0, 0) End With End Sub
コードの説明
WithからEnd Withまでがグラフの作成、設定です。
ActiveSheet.Shapes.AddChart.Chart
グラフを書くためのキャンバスを作成しています。
.ChartType = xlColumnClustered
グラフの種類を設定しています。xlColumnClusteredは棒グラフの集合縦棒になります。
.SetSourceData Range(Range("A3"), Range("D10"))
グラフのデータ範囲を設定しています。
.Legend.Format.Line.ForeColor.RGB = RGB(255, 0, 0)
凡例の枠線の色を赤に変更しています。